旧東海道めぐりという観点で藤川の旧道を歩かれる方を毎日のように見かけます。

こうした方の中で時々聞かれることが有ります。それは「このお店の少し東側にあるお寺は、なんという名前ですか?入り口の石碑に彫ってあったけど読めなかったんです。」という内容です。

「あっ、それは”しょうみょうじ”さんですよ。」とお伝えするのですが、「そんなに難しい文字で書かれていたかなぁ?」と不思議に思っていました。

昨日、ちょうど前を通ることが有ったので、確認してきました。
そうしたら”確かに、これでは読めない人がいても仕方ないな!”と気づかされました。

多くの場合「称名寺(しょうみょうじ)」と記載されるのですが、石碑に彫ってある文字は”禾”に”爯”!この文字ってPCでは出力できないんですね。(当用漢字ではない?!)

称名寺石碑を写真に撮っても、綺麗に見えない可能性が有りますので、称名寺さんの印刷物からスキャンした画像が左の画像です。

”禾”に”爯”ですね(^^ゞ

 

 

 

藤川にずっと住んでいるものですから、「しょうみょうじ」という音で覚えてしまっていて、この漢字が使われているという事に気づいていなかったわけですね。

「しょうみょうじ」という音を知らなければ、読めないというのもうなずけるなぁ、と思いました。

因みに、称名寺さんの本尊「阿弥陀如来坐像」と脇仏としての「十一面観音菩薩立像」が、愛知県の有形文化財に指定されたそうです。
「阿弥陀如来坐像」は運慶で有名な慶派の作品だそうです。
「十一面観音立像」は、これより200年位は古い作品らしいです。(仏師を調べるにはもっと詳しい調査が必要かも?)
※愛知県  http://www.pref.aichi.jp/0000073609.html
※同コンテンツ内資料PDF  www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000073/73609/shiryo01.pdf

思い込みというのは、このような機会でもないと分からないものだと、聞いてくださった方々に感謝申し上げます。